今日映画「クライマーズ・ハイ」のエキストラ出演のオーディションに行ってまいりました。
ざっと経過を報告したいと思います。
書類選考を経て、最終選考に残ったのは僕を含め3人。今日が最終オーディションです。
映画スタッフからの連絡により、ファーマー(農家)役をするため、ジーンズにチェック柄のシャツ、セーター、ジャケット、ニット帽など用意してきて欲しいと言われ、出発前に慌しく準備して会場になる某ホテルへ行きました。
結果は・・・・
時間はニュージーランド時間の夜7:00。
ホテルは自宅から車で15分ほどの場所にあります。
待ち合わせの20分前に家を出たのですが途中道路が少し混んでいてホテルには集合時間の7:00ギリギリに到着しました。
ホテルのロビーに入ると、日本人の方2名がソファに座って話していたのですぐに関係者だとわかりさっそく挨拶。
その後すぐにホテルの3Fに連れて行かれました。
なんでも既にオーディションは始まっているとのこと。
僕が3名中最後だったみたいですね。本当にギリギリセーフ!
最終オーディションは書類選考に残った3人が一人ずつ呼ばれホテルの一室に入って行うようです。
僕が着いたとき、丁度前の人がオーディション部屋に入っていく所でした。
僕は部屋の外でイスに座りながらどんなことを聞かれるのかと考えを巡らせていたら、突然部屋の中から笑い声が。
なんだ!?なんか自己紹介して笑わせているのか?
自分も気の効いたこと言わないといけないのかな・・・
など色々想像していたら、その直後にドアが開き、前の人が部屋から出てきました。
早っ!前の人が部屋に入ってほんの2−3分!
いったい中で何をするんだ???この短時間に!と徐々に僕の頭は混乱してきたところ、スタッフに呼ばれ僕の番に。
ドアの前に連れて行かれたかと思うと、そのスタッフが僕に言いました。
「誰かに声をかけられるかもしれませんから」
と。
・・・・・ハイ?
どういうこと?そりゃ、オーディションなんだから何か質疑応答があるのは当然でしょ?なぜ敢えてスタッフがこう言うのかわけがわからず、言われるままにドアを開け部屋に入ると・・・・
まず正面に原田監督が腕を組んで仁王立ち。
そしてその両サイドにスタッフ2人を従え、さらにドアの近くに1人。
「アワワワ監督だぁ・・・」とちょっとテンパりながら僕は部屋の真ん中まで歩きそこで停止。
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
誰も何も言葉を発せずしばし沈黙・・・・。30秒くらいでしょうか。
そこで僕がハッとして、自分から自己紹介と挨拶をしなければ!と思い、少し慌てながら挨拶して名前を名乗ると、監督が一言、
「ちょっと!自然にしてっ!」
と。
自然?自然て???
緊張してるからもっとリラックスしろということか?
でもどうすれば??
リラックス出来ない!アワワワもっと緊張してきた!

もうわけがわからなくなってきたとき、左にある部屋の影から突如ブロンドの美女が顔を出す!
そして僕に向かって
「○×△□○×△□!」←英語
と!
そこで緊張度がMAX!いや完全に振り切りましたw
僕が「ソーリィ?」とかろうじて聞きなおすと、
またブロンド美女が同じく
「○×△□○×△□!」←英語
と。
頭の中はパニックでどう反応したらいいのかわからず、ただただ、「ソーリィ?」と聞きなおすのが精一杯でした。
そしたら周りのスタッフから失笑が・・・(泣)
またブロンド美女が根気強く一言、
「○×△□ファーザーヒア!」←英語少しだけ聞き取れたw
でも意味が掴めず、なぜお父さん?ココにお父さん??
頭はパニックになるばかりで困って立ち往生していたところ、
そこで監督が「うんっ、もういいよっ」と言って止めてくれました。
そしてなにやら横にいるスタッフと会話。
僕はしばし呆然としていたのですが、入り口のスタッフにロビーで待っていてくださいと言われ、そのまま部屋を後にして階段を下りてロビーに向かいました。
階段を降りながら徐々に頭が冷えてきたのでもう一度先ほどの出来事を整理してみると、あのオーディションは素のリアクションを見る審査だったみたいです。
そして、ブロンド美女が発していた言葉は
「Your father here!」でした。
こんな簡単な単語がわからないとは・・・。
しかも気の効いたリアクションも全く出来ず・・・(泣)
このブロンド美女のセリフは後でわかったのですが、今回のエキストラの役柄は主人公(堤真一)の息子役。
で、この息子がニュージーランド人と結婚したという設定なんだそうです。
そして主人公がニュージーランドに住む子供に会いにきたときに、その妻が発するセリフがコレなんですね。
・・・・ってこんなのわかんねーよ。

こんなリアクション(失態)をしてしまったので当然不合格。
やっぱりダメだったかと諦めて1回のロビーへ歩いて行きました。
その時、階段越しからスタッフの声がっ!
「最後に受けた人!もう一回戻ってくださーい!」
と。
僕のこと?僕のことか!?
慌てて階段をもう一度駆け上がり部屋の前に戻ると、スタッフから別の指示が。
廊下の突き当たりを指さしながら、
「廊下の突き当たりまで行って曲がり角に隠れていてください。」
「そして別の人があなたを呼びに行くので一緒に並んでこちらへ歩いて戻ってきてくれますか?」
と。
なんだ?脈ありか!?と密かに期待しながら、すぐに言われた通りに
廊下の突き当たりへ移動。
するとさっきのブロンド美女が呼びに来て、二人並んで廊下を歩いて戻ろうとすると、その先には監督の厳しい視線が・・・・。
ブロンド美女が歩きながら一言二言話かけてきてリラックスさせようとしていたようですが、僕は監督の視線が気になり何がなんだかわからずとりあえずスマイルでごまかすw
そして監督の前に来たときに、一言、
「君で行こうか」と!。
エェェェェェェェそうなんです。エキストラに受かっちゃったんです。

その後は色々撮影の打ち合わせがあったのですが、それはまた次回に書きたいと思います。
久々に緊張して胃がキリキリしてしまいました・・・。
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